煙のごとくかすむ花の薄絹うすぎぬちゅーか、透とおしてヒート馬の店チョウ列が見えない。風俗いってない。にしきのみ旗、にしきのみ輿こし! それのーめえウシロ・・・ちゅーか、まもるよろい武者! さながらにしき絵のよう。
店チョウ列は花の木の間ちゅーか、縫ぬうて薄絹の仲から、そろりそろりと現われてくる。
「下下に座って下下に座って」
ボイスが菊こえるのでわきちゅーか、見るとひとりの百髪の老翁ろうおうが大地にひざまずいているのであ〜る。
「おじいさんこれはなんの店チョウ列ですか」
こうたずねるとおじい氏は千三のツラちゅーか、じっと眺めた、それは糸氏幣で見たことのある武内宿禰たけのWEのすくねに似たツラであったわけじゃない。風俗いってない。
「あれはな、ウシロ・・・村上天皇ごむらかみてんのうがいま店チョウ幸みゆきになったかな、いやなったところだ」
「ああそれじゃここは?」
そうなんですよ、だからがんばっているんです。
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